「盆栽を始めてみたいけど、何を買えばいいかわからない…」
そんな風に感じていませんか?
盆栽にはさまざまな種類やスタイルがあり、初めての方にとっては選ぶ時点でハードルに感じることもあります。
でも大丈夫。この記事では、「はじめての1鉢」を選ぶときの考え方とおすすめの盆栽をやさしく紹介します。
あなたの暮らしや好みにぴったり合う1鉢を、一緒に見つけていきましょう。
盆栽選びの前に知っておきたいこと
まず大前提として、盆栽は完成された商品ではなく、育てていく存在です。
つまり、「どんな木が欲しいか」という視点だけでなく、「どんな時間を過ごしたいか」が大切になります。
また、盆栽には樹種(種類)やサイズ、スタイル(見た目のかたち)など、選ぶときの要素がたくさんあります。
でもそれらすべてを完璧に理解する必要はありません。
はじめの1鉢は、「なんとなく好き」「ピンときた」という直感も、十分に正解です。
盆栽選びの3つの視点
選ぶ際に考えるとよい視点は、主に次の3つです。
1. 見た目の好み
小さくて可愛いのが好き?
それとも、どっしりした力強い雰囲気に惹かれる?
最初は「好き」が選ぶ基準になります。
2. 育てる環境
日当たりはあるか?
ベランダに置ける?
マンションの室内中心?
暮らしに合った木を選ぶと、無理なく続けられます。
3. 手入れのしやすさ
松柏類(マツ・真柏)などは比較的乾燥に強く、初心者にもおすすめ。
一方、雑木類(カエデ・ケヤキなど)は季節ごとの変化が美しく、観察が楽しいです。
初心者におすすめの樹種とスタイル
初心者におすすめの代表的な樹種をいくつか紹介します。
- 真柏(シンパク)
丈夫で管理しやすく、見た目も立派。まさに「盆栽らしい盆栽」です。 - 長寿梅(チョウジュバイ)
かわいらしい花を咲かせ、扱いやすさも◎。女性にも人気。 - 黒松(クロマツ)
力強く、成長がゆっくりなため扱いやすい。長く付き合いたい人に。
また、スタイルとしては
「模様木(幹が曲線的な樹形)」や「文人木(スリムで詩的な雰囲気)」なども初心者に人気があります。
まとめ
はじめての盆栽選びで大切なのは、完璧な知識よりも“続けられそう”と思えることです。
わからないことがあっても、それを調べたり学んだりする楽しさが、盆栽の魅力でもあります。
en bonsaiではこれからも、初心者の方が安心して1歩を踏み出せるような情報をお届けしていきます。
気になる1鉢が見つかったら、まずは“育ててみる”ところから始めてみましょう。
コメント